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JRFUメンバーズクラブ会報誌「JAPAN ! JAPAN !」第48号

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「ハーフタイム」~村上晃一の会報誌こぼれ話~

トップリーグ2013-2014の新人賞に輝いた稲垣啓太と堀江恭佑両選手の対談は実に和やかに進んだ。2人とも高校日本代表時代からの顔見知り。堀江選手がニコッと笑ったとき、前歯が一本無いことに気づいた。「入れ歯を忘れちゃって(笑)」。最近は、どの選手もマウスピースをしているので、歯が折れる事例は激減しているのだが、不運にも試合中に折れてしまったらしい。表彰式では歯について堀江選手が上手いコメント。そして、対談では堂々たる受け答えをしていた稲垣選手は表彰式で緊張のあまり――。


堀江選手は新人賞受賞のスピーチでこう語った。「今年は年男なので良いことあるかなと期待していたら、歯を折ってしまいました。良いことないと思っていたので、新人賞をもらえて良かったです」。一方、稲垣選手は、「一生に一度しかもらえない賞なので嬉しいです」と話し始め、「また貰えるように頑張ります」と締めてしまった。報道陣、関係者に柔らかい笑顔が広がった。豪快なプレーとは裏腹に愛らしいコメントだった。

その後、稲垣選手所属のパナソニック ワイルドナイツは日本選手権も制覇して、シーズン二冠を獲得。稲垣選手も大活躍で、3月12日に発表された2014年春の日本代表メンバーに堀江選手とともに名を連ねた。堀江選手は、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチが、「FW第三列は日本人選手のなかでインターナショナルレベルの選手を見つけるのが難しい」と話す中での代表入り。期待の高さがうかがえる。対談に登場した2人が日本代表で活躍してくれると、メンバーズクラブ会員の皆さんにとっても嬉しさ倍増だろう。

さて、堀江選手について追記しておきたい。堀江選手の所属するヤマハ発動機ジュビロは、日本選手権に出場し、2回戦で神戸製鋼コベルコスティーラーズに敗れてシーズン終了となった。試合後、ファンの皆さんにせがまれて、写真に収まる堀江選手に遭遇した。「先日の取材、ありがとうございました」。その声に応えてにっこり笑った口元は、やっぱり前歯が抜けていた。

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