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2009.12.12 東京・秩父宮ラグビー場3階「スカイラウンジ」

メンバーズクラブフォーラム「ジャパンを語ろう!」イベントレポート

2009年12月12日(土)東京・秩父宮ラグビー場3階「スカイラウンジ」にてメンバーズクラブフォーラム「ジャパンを語ろう!」が開催されました。抽選で選ばれた20名のメンバーズ会員と、日本協会の太田GM、徳増国際委員長との間で、ジャパンについて、メンバーズクラブについて、楽しく、熱い意見が交わされました。

まずは第一部「ジャパン」について。
参加した皆さんは、ジャパンについて熱い思いをお持ちでした。「日本独自の戦い方をしてほしい」「もっとジャパンを身近に感じたい」「ジャパンの誇りをもっと高めて欲しい」「外国人選手はもっと日本語で話して!」と、様々な意見が飛び交いました。 太田GMからは「イタリアには勝てる!スコットランドとテストマッチをしたい」といった頼もしい発言も。

続いて第二部「メンバーズクラブ」について。
「最近、メンバーズクラブは様々なイベントを企画して、会員になってよかった」といったありがたいご意見から、「もっとファン同士で交流したい」「スタジアムでメンバーズ会員だとわかるようにできないか」といった貴重なご意見をいただきました。皆様のご意見を今後のメンバーズクラブの活動にいかしていければと思います。
フォーラムのあとは「東芝ブレイブルーパス×クボタスピアーズ」の試合を皆さん一緒にラウンジからご観戦。熱戦をお楽しみいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

(上)受付時に、参加者の方へお渡しした「スカイラウンジ入場券」
(下)ささやかですが・・・参加者の方々へのプレゼントのピンバッジです。

※以下、今回フォーラムに同席させていただきました日本協会のメンバーズクラブ担当者からの感想を掲載させていただきます。

今回のメンバーズクラブ・フォーラム(意見交換会)は、当初の想像以上に有意義なものとなりました。熱意のあるメンバーの集まりだから? そうではない。つい 数年前よりも確実に進化した意見を持っている方々に触れることができたからです。

まずは「無料」ということの理解についてです。
ご承知の通り、あのブレディスロー・カップが行われた10月31日から無料登録であるモバイルクラブが発足(スタート)しました。その際、最も懸念していたことは、無料ということに対し、有料会員であるメンバーズのみなさんがどういう思いを抱くか。その差別化が焦点となるのは明らかだと思われました。ところが、今回のフォーラムで「新しいファンを増やすためには、無料でスタジアムに来てもらうことをもっと考えた方がいいのではないか」との意見が出て、多くの方が賛同しました。その裏にあるのは、「1人でもラグビーファンを増やしたい。ラグビーに興味を持ってもらいたい」という思いでしょう。また、その一方で「チケットは無料にすると価値がなくなるので、例えば同伴者無料ではなく、二人できたら二人とも半額とするのもよいのではないか」という貴重なご意見もありました。こういったご意見はこれからのモバイルクラブの運営に強い追い風になることでしょう。

次に驚かされたのが、ファンとチームの一体感を強く求めていることです。プロ野球のファンクラブにも所属しているというメンバーが「野球ではファンが同じ服を着て応援したり、ファンとチームが一体になっている。ラグビーでもそういう一体感が欲しい」と発言。女性メンバーからも「スタンドで一緒に応援できる仲間が欲しい」との意見が出ました。ラグビーに興味がない、ひいてはスポーツに興味がない人たちを取り込んでいくことも大事ですが、スポーツマインドを持っている人をまず引き込んでいく。野球ファン、サッカーファンの中からラグビーファンを作っていく努力が今後必要なのではと痛感しました。

さらに驚かされたのは、次のアイデアでした。イベントが好きというメンバーから秩父宮のラウンジを「定期的にメンバーズで買ったらどうか」という意見です。メンバーズ会員はラグビーを愛している。そういう会員同士でラグビーを一緒に観戦したい。でもスタンドではバラバラだし、誰がメンバーズがわからない。そこで20人の“有志”を募って定期的にラウンジを予約し、一緒に楽しんではどうかという意見。一番のポイントは、こういう意見が運営サイドからでなくメンバーズ会員から出たことです。

他にも、アメリカ事情に詳しいメンバーから「ブロードウェイのミュージカルのチケットのように、開始直前には半額(割引)にしたらどうか」とか、「いろいろなボランティアをしたらどうか」とか、「メンバーズで選手を応援する奨学金制度をつくっては」とか、とても有難い意見を頂きました。参加されたみなさんにこの場を借りて感謝の気持ちを伝えさせていただくと同時に、またこのような機会を提供できればと強く感じました。
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