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【WTB クリスチャン・ロアマヌ : 大好きな日本で夢のW杯へ】 |
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2月に日本代表スコッドに選ばれたことを聞いたときは、凄く嬉しかった。
僕のプレーする埼玉工業大学はリーグ戦2部のチームで、なかなかプレーを見てもらえる機会は多くなくて、僕はいつもチームとして勝ちたいと思う気持ちと、絶対に日本代表でプレーしたいという気持ちをもって、試合や練習に臨んでいました。それが叶って、嬉しかった。いろんなことがあって、もう一度、日本代表としてプレーするチャンスが欲しいと思っていたので、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
僕を選んでくれたJKは、スーパースター。僕はラグビーが大好きで、小さい頃から、たくさんの試合のビデオを見ていました。その中にJKがいたんです。JKはオールブラックスのWTBとして、活躍していました。すごく憧れたのを覚えています。
そんなJKが日本代表のヘッドコーチになって、しかも僕を代表に呼んでくれた。もう、頭の中がぐちゃぐちゃになるくらい、びっくりしました。初めて会ったのは、JISSで行われたフィットネスチェックの日。ヒーローが目の前にいて、信じられなかったです。その時は何も話せず、握手だけ。早く、いろいろ教えてもらいたいと思いましたよ。
4月からスタートした合宿では、新しく学ぶものばかり。とにかく全力で練習して、上手くなろうと思ってやっていました。僕は、まだ若いので、ここまでじゃなくて、全部吸収して、もっと上を目指すんだという気持ちで毎日の練習に臨みました。JKとのミーティングでは、アタック・ディフェンスの練習をしっかりやれば、世界のWTBになれるといってもらいました。JKに言われたことが嬉しかったですし、期待に応えて絶対になりたいと思いました。
初戦の韓国戦に出場が決まったときは、また、日本代表のジャージを着て、試合に出ることになって、嬉しかったですし、代表として試合することが楽しかったです。内容は、ミスも多くて、本当は100点目指してやっていたので、満足はしていません。僕たちはまだまだやらなければならないことがあると思いました。
次に出場したクラシック・オールブラックス戦は、すごい選手がいっぱいいて、試合中も不思議な感じでした。あの試合は本当に楽しかった。それに、世界レベルのチームと対戦できたことで、日本のプレーが通用する部分、しない部分が分かったので、良かったと思います。
そして、パシフィック・ネーションズカップのメンバーに残れた時は、嬉しかったです。でも、ここからがワールドカップに出るためにしっかりと戦わなくてはならないと思いましたし、チームとしても、一戦一戦、強くならないといけないと思いました。
フィジー戦は、日本が勝っていた試合でしたし、勝たなければいけない試合でした。前半のいいペースが後半で崩れ、ディフェンスがパニックになってしまいました。チームとしてゲームコントロールができなくなったのがあの結果に繋がってしまいました。
そして、僕の母国との対戦となったトンガ戦。やっぱり試合するまでは、相手は“自分の生まれた国”ということを消すことができませんでした。でも、日本代表のジャージを着て、グラウンドに入ったときには、僕は「日本代表」。日本人のクリスチャン・ロアマヌとしてプレーしました。全く、試合中は意識しなかったです。あの試合では、絶対に勝つという強い気持ちと、ディフェンスでしっかり守れたということが大きかったと思います。JKの言った通り、ゲームプランどおりやれば、結果は後についてくることが分かりました。
個人的には、相手には僕の先輩も後輩もいたので、昔の仲間たちと試合をすることができて嬉しかったですね。でも、向こうは僕だって気付かなかったみたい。試合後、「エスティモア(クリスチャンのミドルネーム)だよな?」って(笑)。
日本代表は僕にとって、自分のすべて。心からなりたいと思えるものです。今は、ずっと日本代表でプレーしていたい。僕は、高校から日本でプレーしてきて、これからも日本でプレーしたいと思っているし、日本でプレーするからには日本代表としてプレーしたいとずっと思っています。
ワールドカップは、世界の凄い選手たちが集まる一番大きな大会で、僕の小さい頃からの夢。あの場所でプレーしてみたいです。僕は、多くの子供たちに、僕の日本代表として世界を相手にプレーする姿を見せてあげたい。それであきらめない気持ちとかを感じて欲しいし、ラグビー選手になりたいと思ってもらいたいんです。
日本は大好きな国、日本に来て、本当に良かったと思っていますし、日本行きを後押ししてくれたお母さんやこれまでお世話になった先生たちに感謝しています。絶対に勝ちますので応援をよろしくお願いします。
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