次のW杯への戦いはもう始まっている…2008年度日本代表情報はここでチェック!!
みんなでスタジアムを
アカクそめて、日本代表を応援しよう!
日本代表トップページ > RWC2007フランス大会
RWC2007フランス大会
2007/9/26 カナダ代表戦直前情報~大西選手の熱
9月20日のウエールズ戦でろくなん骨を痛めて、カナダ戦の出場を危ぶまれていた大西選手の出場が決まりました。試合前日の午前中に、メディカルスタッフとともに白バイ先導で練習グラウンドへ。走ったり当たったり、メディカルチェックを経て無事にGOサイン。カーディフでのレントゲン結果ではろっ骨には異状なし。ろくなん骨はレントゲンでは映らないので、はっきりした診断はまだ分かりませんが、「(ウエールズ戦で)救急車で運ばれたときは無理だと思ったんですが、日を追うごとによくなってきたので」。
JKに出場の意志を伝えると「その言葉を待っていた」と言われたそうです。「信頼されているのが分かって嬉しかった」。BKの精神的なリーダーであり、何よりプレースキッカーの重責をになうだけに、大西選手の出場はチームにとって大きなプラス。「これまでJKはずっとケガに泣かされてきた。これ以上、彼をケガで泣かせたくない」と泣かせるセリフ。
「このメンバーでの試合は、明日が最後。それに、W杯は特別な場。大介(大畑)さんや栄次(安藤)、ジェームス(アレジ)に比べたら、僕の痛みなんかたいしたことはない。明日はぜひ勝ちたい」。もちろん、呼吸もコンタクトも通常よりはかなり厳しい状態になるのは覚悟の上。W杯では、いつも大会に入ってからグッと精神的に伸びてチームの柱になる選手が現れます。今回は大西選手でしょう。彼のラグビーに対する思い、W杯に対するひたむきさが、チームを支えます。
カナダについて箕内主将は「明日はキッキングゲームになると思う。カナダはFW勝負で来ると思うので、低いディフェンスでしっかり止めて、相手の攻撃を手詰まりにしたい」とFWを警戒。「明日は結果だけ求めて戦いたい」。日本にとって最後の戦いが始まります。
(森本 優子)
2007/9/19 ウェールズ代表戦直前情報~小野澤選手とウェールズ代表
開幕前からジョン・カーワンHCが「ベストメンバーで臨む」と言っていたウェールズ戦のメンバーが発表されました。注目は、豪州戦のメンバーからただひとり選ばれた小野澤選手。実はウェールズとは浅からぬ因縁があるのです。初キャップは2001年に来日したウェールズ戦。サントリーで対戦した試合では、勝利も収めています。
「僕の初キャップはウェールズ戦。もういい歳なので、アウェーで迎えられることは嬉しいです」。話は相変わらずの“ザワ”ペース。
「中大の大先輩である長谷川慎さんが、以前からずっと“ウェールズだけは特別だ(99年のW杯で対戦)”と言っていたから、ずうっと出たいと思っていました」。今の心境はそれだけではありません。なんとかもう一度あの(豪州戦の)メンバーで試合をしたい。出場の機会をもらった僕が頑張ることで、みんなにチャンスを与えられたら」。豪州戦のメンバーの思いを背負って、20日、ミレニアムスタジアムに立ちます。
小野澤選手にとってウェールズ戦は、父親としても大事な試合になりそうです。「息子の見ている目の前で試合に出られるのは嬉しい」。中日ドラゴンズの川上憲伸投手の大ファンであることから名前をもらった謙真くんは、ウェールズ戦を観戦予定。3歳足らずですが、なんとお父さんと肩を組むと目を閉じて君が代を歌うのだとか。パパにとって一番のサポーターです。
(森本 優子)
2007/9/10
練習前。
フィジー戦のメンバーが発表されました。
出場する箕内主将は、前日の練習後に「豪州戦に出たメンバーには、お疲れ様、頑張ってくれたという思いしか伝えられなかった。みんな日本国内の試合よりも、かなり身体にダメージが残っているようで、2チームに分けたのは正解だったと思う」と、自らのフィジー戦への抱負を語っていました。ジャパンは2チーム制だけれど、という周りの記者の問いにも「試合のターゲットを絞っただけで、もともとひとつのチーム。僕の中に別々のチームという感覚はない。これからも全員で勝ちにいく」と、キャプテンシーを発揮させるひとこと。
大野選手も「僕らが(豪州戦の)リザーブに入っていながら、結果として試合に出なかったことの意味は全員が分かってます」とぽつり。様々に入り乱れる思いをチーム全員が共有していることが伝わってきました。
フルバックで先発する有賀選手も表情が精悍さを増してきました。豪州戦は、スタンドで見ていて鳥肌が立ったとか。
「豪州戦で見せたディフェンスを80分間やり続ける」。ここに来て選手の故障が相次いでいますが、「みんなずっと一緒にやってきた仲間。僕みたいにいちど外れて(6月のPNC豪州戦から合流)、試合の場に立てる人間もいれば、ずっとやってきたのにケガで立てない仲間もいる。4年に1度の舞台に立てる幸せを感じてプレーしたい」と、透き通った気持ちで試合に臨むことを感じさせました。
<<PLUS CLUMN>>
ミシェル・バンディッシュさんを知っていますか。
ジャパンが練習で使っているのは、トゥールーズの隣町にあるコロミエのスタジアム。その名もスタッド・ミシェル・バンディッシュ。
もともとコロミエは吉田義人選手、斉藤祐也選手、東芝にいたロバート・ゴードン選手、そして昨年は岩渕健輔選手も所属した、
日本にはなじみの深いチームです。
過去、新天地を求める日本人選手に対して、深い理解と愛情を示してくれていたのがコロミエクラブのミシェル・バンディッシュ会長(故人)。お目にかかったことがありますが、開放的で陽気な人柄でした。残念なことに数年前に急逝。その後、試合のスタジアムは故人の業績を称えて「スタッド・ミシェル・バンディッシュ」と彼の名を冠せられました。
W杯がフランスで開催されることになり、コロミエがジャパンの練習会場になったのも、不思議な縁を感じます。きっとバンディッシュさんも天国からジャパンを後押ししてくれているはず。
(森本 優子)

