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パシフィックネーションズカップ
ジュニア・オールブラックス戦 見所
5月19日に開幕した「2007IRBパシフィックネーションズ・カップ」もいよいよ最終ラウンドを迎える。日本代表は、ここまで1勝3敗。今週末の最終戦は、既に優勝を決めているジュニア・オールブラックスとホーム秩父宮で対戦する。
日本代表は、4月の合宿スタート以来、新たな日本スタイルの構築を目指し、取り組んできた。一歩一歩ではあるが、着実にステップアップしてきた日本代表の姿は、目を見張るものがある。仙台のサモア戦で見せた低く突き刺さるディフェンスは、世界10位のアタックを封じ込めた。しかし、カーワンヘッドコーチは、「まだまだこれがベースライン。これから50%伸びる。伸びなければならない」とさらなる高みを望む。
そして、いよいよ迎えるPNC最終戦、ここまで取り組んできた全てを出し切って集大成としたいところだ。
日本代表のメンバーは、残念ながらサモア戦で負傷した大黒柱・主将箕内や、ここまでブレイクダウンで激しいプレーを見せていたPR西浦を欠くが、層の厚くなった日本代表は全員で彼らをカバーする。
PRには、スクラムの強さに定評のある山本(正)が左に入り、ここまで安定したスクラム・フィールドプレーを見せる相馬のコンビ。HOは、機動力抜群でラインアウトの安定感も増してきた松原。LOは、不動の大野、トンプソンのコンビ。FLには、激しい闘志でチームを牽引する渡邉とジャッカル王・マーシュが入る。No.8には、抜群の安定感を誇るマキリがいったFW陣は、現段階での日本代表最強といえるだろう。
BKは、HB団に、スピード溢れるSH弥富と成長著しいSO安藤のコンビ。WTBは、スピードスター小野澤と、こちらも目まぐるしいスピードで成長しているロアマヌが両翼を支える。CTBには、リーダーの風格漂う大西と切れ味抜群のアタックにディフェンスの激しさを魅せる今村。FBには、アタック・ディフェンス共に縦横無尽に動き続けるロビンスが入った。
対する、ジュニア・オールブラックスは、オールブラックス予備軍の名に相応しいメンバーが来日する。いずれもスーパー14で活躍する日本で知られる選手ばかり。まさに今春最強の相手になるだろう。
しかし、我々のホームでの対戦となるがゆえに、しっかりとした戦いを見せたい。壮行試合を除けば、この試合がW杯前の最後の国内試合となる。全員でスタンドを真っ赤に染め、日本代表の後押しをしたい。
日本代表の素晴らしいラグビーを期待したい。

