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JRFUメンバーズクラブ会報誌「JAPAN ! JAPAN !」第54号

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「ハーフタイム」~村上晃一の会報誌こぼれ話~

今号の巻頭インタビューは、ジャパンラグビー トップリーグ2014-2015で新人賞、最多トライゲッター賞、ベストフィフティーンの三冠に輝いた山下楽平選手(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)。試合中に心がけていることや、ラグビー以外の時間の過ごし方などについて聞いている。取材は、2月下旬、埼玉県の熊谷市で開催されていた「男子セブンズシニアアカデミー」が終了し、神戸に戻る途中の東京で行われた。さまざま、語ってくれた中で、「人生にストレスはありません」という言葉が印象に残ったのだが――

この言葉は、今後の目標などを聞いているときに出てきた。「遠くはまったく見ていないのです。決めるとそっちに走っていかなくてはいけないことになる。もし、2019年のラグビーワールドカップで活躍したいと強く思っていたら、怪我をしたときのショックも大きい。僕は毎日が楽しければいいと思っているので、ストレスもないし、悩みもない人生です」。父・哲也さんによれば、楽平という名前は、「人生、楽しく、平和に!」と願ってつけられたそうで、まさに、その名前を体現していると感じた。

ところが、翌日、彼は自身のツイッターにつぶやいた。「のどがすごく痛い。すごくストレス。村上晃一さんのインタビューに人生にストレスはありませんって言いましたけど、ありました」。なんとも愛すべき人間であることが分かって、ほっとした。

哲也さんは、1980年代、京都産業大学で細身のフランカーとして活躍した。その後、NTT関西でプレーされていた。僕は、一学年下にあたり、大学が違うが近畿学生選抜で一緒にプレーしたことがある。その哲也さんから、楽平君のことは常翔啓光学園時代から聞いていた。いい選手だとは知っていたし、京産大時代の活躍ぶりも見ていたので、いずれ全国区になると思っていたが、まさか、トップリーグのルーキーイヤーに三冠を獲るような急成長をとげるとは思っていなかった。

しかし、今回話を聞いてみて、聡明な選手だと感じた。自分がどんな考え方でプレーしているのかを、分かりやすく説明できるのだ。コーチの指示を素早く理解し、自分で考えながら動ける選手は間違いなく伸びる。今後も楽しみだ。また、彼はセブンズ日本代表にも選出され、怪我さえなければ、4月4日、5日、秩父宮ラグビー場で開催される「東京セブンズ2015」にも出てくるだろう。得意のステップワークで観客をわかせ、日本代表の上位進出に貢献してほしい。東京セブンズでは世界のスター選手が多数出場するが、「山下楽平」にもぜひご注目を。

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