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JRFUメンバーズクラブ会報誌「JAPAN ! JAPAN !」第49号

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「ハーフタイム」~村上晃一の会報誌こぼれ話~

今回の表紙、巻頭対談には日本代表の新しいキャプテン、リーチ マイケル選手が登場する。バイスキャプテンの五郎丸歩選手との対談は、前向きで、日本代表を強くする意欲にあふれるものだ。対談は宮崎県での強化合宿中に行われたのだが、取材現場に先に現れたのはリーチ選手だった。ソファーに腰を下ろすと、リーチ選手が「村上さんは、いつからラグビーの取材をしているのですか」と尋ねてきた。1987年からですけど。「へ~っ」と遠くを見据えるような顔になった。ふと、これまでインタビューしてきた数名のリーダーの顔が浮かんだ――。


リーチ選手が生れたのは1988年だから、そんな顔になるのは当然なのだが、長らく選手のインタビューをしてきて逆に質問されるのは意外に少ない。こちらが一方的に質問して終わるのがほとんどだ。前キャプテンの廣瀬俊朗選手も取材前後にテーマとは関係のない会話になることがよくあった。東芝ブレイブルーパスでいえば、かつての名キャプテン冨岡鉄平さん、パナソニックワイルドナイツの元キャプテン霜村誠一選手もそうだった。いろいろな質問を投げかけてくる。どんな人とも会話ができるというのは、リーダーとして大事なスキルの一つだろう。かつて、名キャプテンと呼ばれた選手の多くは報道陣と堂々と会話をしていた。どうやら、リーチ選手もそうしたスキルを備えている。

キャプテンになると、試合後にテレビのインタビューを答えることも多くなる。リーチ選手の流暢な日本語に驚く人も多いだろう。トンガから来た留学生が日本語の上達が早いのはよく知られているが、ニュージーランドから来た選手の中ではリーチ選手は出色の上手さだ。プレーヤーとしての能力は誰もが認めるところ。英語と日本語でのコミュニケーションも問題ない。あとは、グラウンドでの的確な判断力を磨くというところか。

そんなリーチ選手だが、そそっかしい面もある。表紙撮影のときのこと。時間通りに現れながら、なぜか表情がすぐれない。「忘れた~」。撮影用の短パンを部屋に置いてきたのだ。しかし、このくらいの、そそっかしさは愛される範囲。リーチキャプテンの活躍が楽しみだ。

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